完結
とっくに沖縄に帰ってきています。
旦那さまからブログを完結させるように何度も言われたのですが、こんなに放置してしまいました。
それでは遡って修養科中の話を。
修養科の2ヶ目から3ヶ月目にかけて、どうしようもない程に病んでいました。
授業にも行かず、割り当てられた掃除もせず、一人部屋にしてもらって、食事も部屋まで運んでもらって、ただただ引きこもっていました。
沖縄に逃げ帰ろうと真剣に考えました。
それでも先生方や級友や私の家族が諦めずに見守ってくださり、わたしが天理教を批判しても受け止めてくださり、いろんな角度からの見方を教えていただいたりして、なんとか逃げ帰らずに留まることができました。
そして元気になったきっかけの話。
クラス委員が3人いて、その3人に感謝のメッセージを書いて送ろうと企画をしてくれた子がいました。
小さいメモ用紙を3枚もらい、夜に詰所の一人部屋で3人それぞれに宛てた感謝のメッセージを書いていると、心の底から3人への感謝の気持ちが湧き上がり、それまでのモヤモヤしていた気持ちが無くなって、身体中が感謝だけでいっぱいになったような感じがしました。
とても清々しくいい気分でした。
この勢いで「2ヶ月目を終えて」の感想文も今なら書けると思って書き始めました。
「2ヶ月目を終えて」の感想文の提出期限はとっくに過ぎていたのですが、ネガティブなことしか書けないし何も書きたくないと思い、その用紙は部屋のテーブルに置きっぱなしにしていました。
書き始めると頭と心がどんどん整理され、支えてくださっている皆さんに対して素直に感謝することができ、多大な心配と迷惑をかけていた現状を心から反省することができました。
天理教をほんの少しかじっただけで拒絶反応をしていたことを反省し、否定するならするにしても、まずは天理教のことをもっと知ろうと思うことができました。
翌日からは一度も欠席せずに授業に参加し、掃除や炊事のひのきしんにも励みました。
旦那さまと私の母も天理に来てくれ、おさづけ拝戴という大事な日にたまたま立ち会ってもらうことができました。
トータルでは、風邪をひいたり病んで引きこもったりで授業もひのきしんも半分くらいしか参加できませんでしたが、たくさんの方が私のために尽力してくださり、無事に修養科を卒業することができました。
結論として、修養科に行って本当に良かったです。
心から尊敬できる人にたくさん出会えました。
ただただ人を助けたいという思いで動く人達があんなにいる環境ってそうそうないと思います。
かけがえのない貴重な体験をさせていただきました。
さて。
沖縄に帰って3ヶ月が経ちました。
天理にいたときのような勇む心は維持できていませんが、それでいいのだと沖縄分教会のWさんが教えてくれました。
天理で3ヶ月凝縮して学んだことを、日常にうまく溶け込ませていくことが大切なんだそうです。
うつが完全に治るのにはあと3年かかるとみていた方がいいと、Mおば様には言われました。
10年以上うつで苦しんできたので、3年で治るのであれば十分だと思います。
ほんの少しずつ、すべての人や物事への感謝を忘れずに成長していきたいと思います。
お世話になった方々に恩返しをしたいし、私も誰かを助けられる人になりたいです。
完